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ガンビールノキ

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ガンビールノキ
ガンビールノキ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: アカネ目 Rubiales
: アカネ科 Rubiaceae
: カギカズラ属 Uncaria
: ガンビールノキ U. gambir
学名
Uncaria gambir
(W.Hunter) Roxb., 1824
和名
ガンビールノキ

ガンビールノキ学名Uncaria gambir)は、アカネ科カギカズラ属の植物[1]。別名ガンビール

利用

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この植物の葉及び若枝の乾燥水製エキスは、阿仙薬(あせんやく)という生薬の1種として用いられる[1](日本薬局方による)。本種から抽出した阿仙薬はガンビール阿仙薬とも呼ばれる。

ジャワ島ではろうけつ染めの染料として使用され、ヨーロッパには皮革のなめし材として輸出された[1]

インドをはじめとする南アジアでは、「パン・マサラ」と呼ばれるビンロウジ噛みに用いられる[2]

栽培

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日当たりの良い丘陵地にガンビール畑が作られ、栽培される[2]。インドネシアの西スマトラ州ではオランダによる植民地化以前から商品作物として生産されていた[1]。インドでは2000年代初頭から本種がペグノキの代用品としてビンロウジ噛みに使われるようになり、産地のインドネシアでは「ガンビール・ブーム」と呼ぶべき作付け面積の拡大が行われた[3]

歴史

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忽思慧中国語版が編纂した『飲膳正要』(1330年)に「孩兒茶」の原名で収載されており、日本では江戸時代松岡玄達の『用薬須知』(1726年)には「百薬煎、和名 阿仙薬和製を用う。泉州にてこれを製す....」とあり、阿仙薬和名である。[4]

成分

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20~40%のカテキンエピカテキンを含有するほか、フラボンアルカロイド樹脂粘液などを含有する 。[4]

阿仙薬は褐色でタンニン類を多く含み、整腸薬、収斂性止瀉薬、口腔清涼剤として用いる。身近な例では、正露丸[1]仁丹などに配合されている。

他の阿仙薬

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別種であるマメ科セネガリア属(旧アカシア属)のペグノキSenegalia catechu)を阿仙薬とすることがあるが、こちらはペグ阿仙薬と呼び分ける。

脚注

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  1. 1 2 3 4 5 西川 2018, p. 10.
  2. 1 2 西川 2018, p. 26.
  3. 西川 2018, p. 11-19.
  4. 1 2 難波恒雄; 富山医科薬科大学和漢薬研究所 (2007-11-30). 和漢薬の辞典. 朝倉書店. p. 3. ISBN 978-4-254-34008-2

参考文献

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