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[管理人のテック雑記帳] Windowsç·¨② Windows 1.xの話

どうも、管理人けいです
今やPCに詳しくない人でも知っている、Windows
そんなWindowsがいかにして今の姿になったのか、その歴史を紐解いていきます
今回はWindowsの始まり、Windows1.0について初心者向けにご紹介します
(不正確な表現が多いかも ご容赦ください)

前回記事の続きです
MS-DOSはCUI (黒画面に文字がずらずらっと出てくる感じのやつ)を採用したOSでしたが、1984年に登場したAppleのMacintoshではOSが当初からアイコンやウィンドウ、デスクトップといった機能を備えた、グラフィカルユーザインターフェース (GUI) を採用していました
そんな中、マイクロソフトはMS-DOSにGUI環境を追加する拡張機能の開発を1981年から進め始めました

広告に掲載されたイメージ画像

経緯

開発初期(Interface Manager)

Windowsのおおもとは1981å¹´9月に立ち上がったInterface Manager(インターフェイスマネージャ)というプロジェクトに遡ります 当時のIBM PC用のソフトは操作方法がバラバラで、テキストのコピーやファイルの印刷といったよく使われる操作すら統一されていないという背景がありました また、アプリからプリンターにデータを送る手順も統一されていなかったため、各ソフトウェアが、それぞれの開発時点でのプリンターに対応作業をする必要がありました こういった不便を解消すべくInterface Managerのプロジェクトは始められ、次のような目標を掲げていました

ハードウェアから独立していること (いろんな種類のコンピュータで動かせるようにする)
GUIで動くこと (要するにMacのような見た目で動く)
WYSIWYGのサポート (画面に映ったものをそのまま印刷できるようにする)
アプリケーションの見かけを標準化する (見た目をある程度統一する)

画面のデザインはMacintoshのようなプルダウンメニュー方式、各アプリケーションのパネルを表示するウィンドウはタイル状に並ぶ方式を採用しました (世間ではAppleのコンピュータLisaで採用された積み重ね表示のデスクトップ方式が評判だったんだけどね...)

Windowsの発表

Windowsがまだ完成までほど遠い状況にあった中、1980年から、Windowsと同様のソフトウェアを開発していたビジコープが1982年秋にVisiOnを発表、1983å¹´10月には出荷の準備が完了したと発表しました 同時期にクォーターデックからDESQViewという競合製品も現れました 他社に先手を取られてしまったMicrosoftは1983å¹´11月10日にWindowsの開発を正式に発表した 当時のWIndowsでは、2台のフロッピーディスクドライブと192KBのRAMメモリを必要とするもので、マイクロソフトはそれをMS-DOS用の機能拡張ソフトと位置付けていました 正式発表後、マイクロソフトはハードウェアやソフトウェアのメーカーにWindowsの採用を呼びかけ、1984年初めには20社以上から賛同を得流ことに成功しました

開発の遅れと混乱

しかし、Windowsの開発は延期を重ねていました Windowsは当時のパソコンの平均的な性能ではあまりにも重く、開発は困難を極めました また、プログラムを組むときの基本となる開発言語の種類が立て続けに変わったことや、マイクロソフトは1983年末には500人ほどの社員を抱えていたにもかかわらず、すべてのプロジェクトにビル・ゲイツが責任を持つという組織体系であったため、開発の進行や問題の把握に遅れをもたらしていることが鮮明になってきました
開発体制の問題は1984å¹´8月の組織改革で改善され、この時、のちのMicrosoft CEOになるスティーブ・バルマーさんがWindowsを担当するシステム部門の責任者となりました この間、表ではVisiOnが開発環境や動作環境の問題で市場に受け入れられていないことが明白となり、競合他社の失態のおかげで、マイクロソフトの失態は初めのうちは見逃されていました
ところが開発はスムーズには進まず、徐々に複数の雑誌の評論家から批判を受けるようになります
結果、Windowsはマイクロソフトの最重要プロジェクトとして、プログラミング・チームは20人以上、マニュアル製作やテストチームを合わせて30人以上の当時としては大規模なチームにな理、相当注力されることになりました

Windows1.0発売後の反響

起動画面

こうして紆余曲折あったものの、1985å¹´5月のCOMDEXでマイクロソフトはWindowsを出展し、6月に発売すると断言しました しかし、本来ならWindowsの発売日であった1985å¹´6月28日は、Windowsのテスト版がソフトウェア開発者やハードウェアメーカーに配布されるのみに終わりました 名目上は正式リリース前にテストユーザーからフィードバックを得るためとされていました 結局、1985å¹´11月11日にマスコミや関係者を招いたWindows完成パーティーが開かれ、11月20日にWindowsが99ドルで発売されることになりましたこれがWindows最初のバージョン、 1.0となります 動作には別途MS-DOS(日本語版では Ver. 3.1以上)が必要であり、この制限はWindows 3系列(3.xとも呼ばれます)まで続きました
先程言ったように、発売発表当時には大きく注目されたほか、スティーブ・バルマーさんが熱狂的に魅力を訴えるWindows 1.0のCMも話題となりました
しかし、当時の一般的なパソコンの性能では動作が重いという欠点を抱えていました その上、先ほどの経緯から、他社への対抗意識から発表を急ぎ過ぎてしまったために、Windowsの発売延期や仕様変更が繰り返されたことで、ソフトウェアメーカーがWindows対応ソフトの開発から退いてしまったことも影響して発売当初の騒ぎとは逆に、発売後の評判はあまり良くはありませんでした まあ品質からしても「劣化版Mac」「Macのパクリ」と言われても仕方がなかったわけです
日本ではMS-DOS Ver. 3.1とセットでNEC製パソコンPC-9801VX4/WNに採用され、1986å¹´11月に発売されました しかし、そのすぐ後に次世代OSであったOS/2やWindows 2.0の登場が予期されていたこともあり、Windows 1.0に対する日本のソフトウェアメーカーの反応はアメリカでと同じようにあまり良いものではなかったようです

機能

GUI

デスクトップ画像1

デスクトップ画像2

 

スタイルは今のWindowsとは異なるもので、各ウィンドウはタイル状に表示されていました ただしコントロールパネルの個々の設定項目などのようにダイアログボックス程度の小さなウィンドウであれば重ねて表示することもできました
なぜ、タイル状のウインドウになったのかについては、当時のハードウェア的な制約によるものといわれています(Windows 1.0が動作する最低限の環境では動作が重くなってしまう)が、開発者は「重なったウインドウは複雑なので、ユーザーインターフェースの観点からあえてそうした」と言って譲りません 本当かな…?
個々のウィンドウはタイル表示のほかに最大化や最小化(アイコンのような感じにする機能)もできました アプリのウィンドウは最大化しない限りは常に下部に隙間ができる形になり、デスクトップの一部が見えている状態になり、より95以降のタスクバーに近いものでした こういう世帯からもわかるように、基本的にデスクトップ背景が見えることがありません 下部領域以外のデスクトップにアイコンを置くことはできないしようでした 
ウィンドウは上部にタイトルバーやメニューバーがあって、この点はその後のWindowsと全く同じです しかし、ウィンドウ枠の仕様が異なり、ウィンドウ枠を直接ドラッグすることはでき図、ウィンドウ位置を変更するにはタイトルバーの右端にある四角いボタンのようなものをドラッグする必要がありました このボタンはダブルクリックでウィンドウをフルスクリーン(最大化)にする機能もありました タイトルバーの右端のボタンはこれ1つだけであり、後のようにウィンドウを閉じたり最小化したりするボタンはなく、それらの操作はタイトルバーの左端のプルダウンメニューから行う必要がありました
マウスの操作は当時のMacに近いものです
まあこんな説明読むより画像でみた方が早いかな?

アプリ

当時から搭載されていた主なアクセサリやツール類はこんな感じ
やっぱりシンプルです
Wikipediaより
CALC.EXE (電卓)
CALENDAR.EXE (カレンダー)
CARDFILE.EXE (カードファイル) - カードタイプのデータベースソフト
CLIPBRD.EXE (クリップボード)
CONTROL.EXE (コントロールパネル)
NOTEPAD.EXE (メモ帳)
PAINT.EXE (ペイント)
PIFEDIT.EXE (プログラム情報エディタ) - MS-DOSプログラム実行の際の個々の環境設定を行うPIFファイルの編集
REVERSI.EXE(リバーシ)
SPOOLER.EXE (スプーラ) - プリンタスプーラ
TERMINAL.EXE (ターミナル) - 通信ソフト
TIME.EXE (時計)
WDSKCOPY.EXE (WDSKCOPY) - ディスクコピー

WHCOPY .EXE(スクショ機能)
WRITE.EXE (ライト) - Windows 95/NT4.0以降のワードパッドに相当するワープロソフト
WSWITCH.EXE (スイッチ) - PC-9800シリーズ用の場合。メモリスイッチ設定ツール
WUSKCGM.EXE (ユーザー定義文字保守ユーティリティ) - 外字エディタ


やっとGUI環境を支えるシステムが登場して
これからパソコンがもっと身近になっていきます!
さあ、次のWindows2.0はどんなOSになるのでしょうか

次回に続く
(もし内容に変な点あったらご指摘をお願いします)
今回はここまでです

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